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中城バイオマス発電所を見学(うるま市)
2022年12月5日、「エコビジネス論」の一環として、うるま市にある中城バイオマス発電所を見学してきました
以下、参加した高江洌 鈴奈さんからの報告です:
中城バイオマス発電所は、 主に アブラヤシの椰子殻を燃料として利用して発電しています。食用や工業用に使われるパームオイルを採るときに、椰子殻は廃棄物として出ます。これを燃料として使うアイデアです。アブラヤシのプランテーションがある、インドネシアやマレーシアから輸入しているということです。
左:見学に先立って、発電所の仕組みについて解説を頂きました。
右:燃料となる椰子殻を破砕したペレットを収容するバンカー
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)ですが、化石燃料とは異なり、椰子殻はもとが植物なので、燃やした時に出るCO2と同じだけ、育つときに大気から吸収していますから、実質的に大気中のCO2を増やしません。これをカーボンニュートラルと呼んでいます。
さて、中城バイオマス発電所の発電能力は約5万kWで、およそ11万世帯分の電気を賄うことができ、沖縄市とうるま市の住宅すべてをまかなうことが出来るそうです。周辺環境にも配慮されていて、使用後の冷却水は海に放出せず、焼却灰も専門処理業者を介して、コンクリートの原料や道路の路盤材などとして活用されているということでした
特に印象に残った点は、 燃料の椰子殻を効率よく燃焼 させるために、空気を吹き込んで、 800℃に加熱された砂と一緒に流動させながら燃やしているということでした。また、発電所の上から見た眺望も素晴らしく、設備の大きさを体感しました。この発電所は2021年に運転を開始したと聞いて、持続的な社会に向けたインフラが、現在進行形で実現していっていることが実感できました!
左:発電所の上からの眺望。勝連城跡も見えます。
右:質問攻めにする学生たちと、丁寧にお答えいただいている大石様。ありがとうございました
案内していただき、また、沢山の質問に答えて頂いた中城バイオマス発電所の大石様、大変ありがとうございました。
エコビジネス論の過去記事はコチラ
以下、参加した高江洌 鈴奈さんからの報告です:
中城バイオマス発電所は、 主に アブラヤシの椰子殻を燃料として利用して発電しています。食用や工業用に使われるパームオイルを採るときに、椰子殻は廃棄物として出ます。これを燃料として使うアイデアです。アブラヤシのプランテーションがある、インドネシアやマレーシアから輸入しているということです。
左:見学に先立って、発電所の仕組みについて解説を頂きました。
右:燃料となる椰子殻を破砕したペレットを収容するバンカー
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)ですが、化石燃料とは異なり、椰子殻はもとが植物なので、燃やした時に出るCO2と同じだけ、育つときに大気から吸収していますから、実質的に大気中のCO2を増やしません。これをカーボンニュートラルと呼んでいます。
さて、中城バイオマス発電所の発電能力は約5万kWで、およそ11万世帯分の電気を賄うことができ、沖縄市とうるま市の住宅すべてをまかなうことが出来るそうです。周辺環境にも配慮されていて、使用後の冷却水は海に放出せず、焼却灰も専門処理業者を介して、コンクリートの原料や道路の路盤材などとして活用されているということでした
特に印象に残った点は、 燃料の椰子殻を効率よく燃焼 させるために、空気を吹き込んで、 800℃に加熱された砂と一緒に流動させながら燃やしているということでした。また、発電所の上から見た眺望も素晴らしく、設備の大きさを体感しました。この発電所は2021年に運転を開始したと聞いて、持続的な社会に向けたインフラが、現在進行形で実現していっていることが実感できました!
左:発電所の上からの眺望。勝連城跡も見えます。
右:質問攻めにする学生たちと、丁寧にお答えいただいている大石様。ありがとうございました
案内していただき、また、沢山の質問に答えて頂いた中城バイオマス発電所の大石様、大変ありがとうございました。
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