地域環境政策学科のブログ

2016年7月19日、環境資源論という講義で社会人特別講師として、仲西美佐子先生に来て頂きました　仲西先生は、恩納村出身で農業に携わり、近年は恩納村エコツーリズム研究会会長やエコビレッジマキヨ屋嘉田のオーナーとしても活動されています
今回は、恩納村エコツーリズム研究会の活動内容を中心に、「エコツーリズムと地域」ということで、お話し頂きました

恩納村は古くから県内でも有数のリゾート地として知られており、現在約18ものホテルがたちならびます　地域の人々が先祖から受け継いで大事にしてきた自然環境や海岸を「エコツーリズム」として利用するのは、本土や県内都市部からの観光客が主です。自然からの利益は、守ってきた地域の人々をすり抜けて、地域外の人々が享受し、「あなた守る人、私使う人」の構造に陥り、地域の人々が地域の自然環境を守る意味を失いかけています。

そこで、恩納村エコツーリズム研究会は地域に暮らす人々が地域の自然を活用したガイドで利益を上げることで、地域の自然を守ることが利益につながることを目指し、エコガイド養成講座を実施しています。地域の人が、地域の自然を「調べる・守る・活用する」をモットーに「海岸線のエコツアー」や「干潟の観察会」などを実施しています

恩納村エコツーリズム研究会の仲西さん、比屋根さん、講義ありがとうございました

エコツアー・エコ体験の詳細についてはコチラ
エコビレッジマキヨ屋嘉田　http://www.makiyo-yakata.jp/